ココロHURTED

作詞・作曲:ホーミータイツ

ため息しか出ない6月の東京で
自転車にまたがって西へと走った
沈む夕日を追いかけて
虚しさに抗がうココロHURTED
いつも胸に灯る子守唄

それもそのはず 5月の東京は
いつしか僕を大人にしてしまった
青空に雲が浮かんでたって
忙しさにうつむくココロHURTED
いつも悔いを強いる子守唄  

いつでも僕等風の中 願いはいつも遥か
生まれてきたよ 頼まれてないけれど

いつしか僕は一人が好きになって
やり残した未来の事ばかり考えている
「そっちは損だぜ」ってみんな言うけれど
好きな歌うたいたいだけだから
生き急ぐ僕等聞いちゃいない  

しくじってばかりの4月の東京
抜け出した夜はやけに明るかった
街さえ僕をせせら笑う
湿った空気にココロHURTED
鮮やかなネオン目に沁みる

声なき声を カーテン開けて朝陽を見よう
うまく書けない筋書きは後回しにして

(2006.5)